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【カーリング】「4年後にあの場に立ってプレーするイメージできた」フォルティウスのライバルたちも多くの収穫を得たミラノ五輪 (2ページ目)

  • 竹田聡一郎●取材・文 text by Soichiro Takeda

 大会前からスイスのフォース、アリーナ・ペッツに注目していると話していたが、ラウンドロビン(総当たりの予選リーグ)の日本戦などで珍しくミスを見せたペッツの調子にも五輪の難しさを感じたそうだ。

「アリーナ選手は特に、ふだんは調子の波がほとんどないんです。でも今回は中盤で少しミスが出て、いつもとは違うスイスに見えたのですが、最終的には立て直して決勝のアイスに立っている。アジャストする修正力の高さがあのチームの強さだと思います」

 それはスイスに限ったことではなく、名手のそろう五輪では「いつもは出ないミスもあった」と北澤。

「やっぱりメンタル的にも、何か特別なものがある舞台なのかもしれません。だからこそ、私もそれを感じてみたいです」

4年後に向けて歩み始めたカーリング女子の有力各チーム photo by(C)どうぎんカーリングクラシック20254年後に向けて歩み始めたカーリング女子の有力各チーム photo by(C)どうぎんカーリングクラシック2025この記事に関連する写真を見る 4年に一度の夢舞台に刺激を受けた各選手とチームは、これから6月の日本選手権に向けて再調整を図っていくことになる。

 まず、SC軽井沢クラブのスキップ上野美優と中部電力の北澤は、3月2日に開幕するミックスダブルスの日本選手権(青森)に出場する。上野は今季、ミックスダブルスのツアーに初参加するなど活動の幅を広げてきた。日本選手権に向けては、「4人制とは違う面白さがあるミックスダブルスも楽しみたい」と抱負を述べた。

 翌週には上野も北澤もチームに戻り、軽井沢国際カーリングに参加する。それぞれ、奮闘を誓った。

「カナダ遠征を経てつかんだものをチームで発揮できるようにしたい」(上野)

「貴重な試合の機会なのでチームショットの質を工夫しながら、日本選手権優勝に向けていいピーキングをしたい」(北澤)

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