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【ミラノ・コルティナ五輪】鍵山優真、坂本花織のフィギュア勢に1500m女王の髙木美帆 スケート競技のメダル候補は? (3ページ目)

  • 折山淑美●取材・文 text by Toshimi Oriyama

【スピードスケート活躍の中心は髙木美帆】

 前回の北京五輪で1000m金メダル、500mと1500mで銀メダルを獲得した髙木美帆(TOKIOインカラミ)は、今大会もメダル候補の中心に挙げられる。

 2シーズン使用したブレードを以前の種類に戻して挑んだ今季だが、W杯前半戦はチームパシュートでは第1戦で優勝したものの、500mと3000mにも出場した個人はなかなか勝利には結びつかなかった。

 しかし、12月12日からの第4戦で1000mと1500mで今季初勝利をあげ、そのあとの全日本選手権では500mと1000m、1500m、チームパシュートの五輪出場権を獲得して代表に選ばれた。

 500mに関しては現地での状況を見て出場するか否かを決定するが、前回はW杯で連勝して世界記録保持者として臨みながら、0秒44差で金メダルを逃す悔しさを味わった1500mは、第5戦で2位になって5季連続のW杯種目別総合優勝を獲得した。さらに今季のW杯で4勝していたヨイ・ブウネ(オランダ)が、国内選考会で代表を逃したことで、髙木に金メダルが近づいた。

 また1000mもW杯では初戦に出場しなかったために総合4位になっているが、後半3戦は1位1回、2位2回と結果を残していて、今季3勝のユッタ・レールダム(オランダ)との優勝争いになりそうだ。北京大会で銀メダルを獲得したチームパシュートと合わせて、3種目でのメダルの可能性は高い。

 その髙木に続くメダル候補が、500mの吉田雪乃(寿広)だ。今季W杯で36秒06の驚異的な世界記録を出したフェムケ・コク(オランダ)が最強だが、吉田も今季世界ランキング3位の36秒88を出している。うまくピーキングを合わせられれば一発もある。

 一方、男子は500mに期待だが、北京五輪で銅メダルの森重航(オカモトグループ)が、1月下旬のW杯第5戦の第1レースで転倒し、第2レースは棄権と不安が残る。だが、転倒したレースの350mまでは好感触だったというだけに、期待はできる。さらにこの種目の日本記録保持者の新濱立也(高崎健大)にも、北京の悔しさを払拭する一発を期待したい。

続きはこちら>>複数メダルに表彰台独占も狙えるスキージャンプとスノーボード

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