検索

【ミラノ・コルティナ五輪】鍵山優真、坂本花織のフィギュア勢に1500m女王の髙木美帆 スケート競技のメダル候補は? (2ページ目)

  • 折山淑美●取材・文 text by Toshimi Oriyama

 女子は中立国枠で出場するロシアのアデリナ・ペトロシアンが、武器にするトリプルアクセルや4回転をどこまで確実にこなせるかが注目だ。彼女が本領を発揮すれば優勝に近づくが、それを追うのは坂本花織(シスメックス)とアメリカのアリサ・リウ、アンバー・グレンになる。グレンは全米選手権ではSPで83.05点を出し、フリーでは終盤に僅かなミスを出しながらも233.55点を出していて、リウも昨季の世界選手権や今季のGPファイナルで大舞台での強さを見せている。

 だが坂本も大舞台の経験は多いだけに、完璧な演技をして自己最高の236.09点に肉薄することができれば3人の争いから抜け出し、目標の銀以上は実現できる。

 またトリプルアクセルを武器にする中井亜美(TOKIOインカラミ)と千葉百音(木下グループ)も220点台中盤から後半を出す力を持っているだけに、状況次第ではメダル争いに絡めそうだ。

 ペアは三浦璃来・木原龍一が、今季はファイナルも含めてGPシリーズ3連勝と力を見せていて優勝候補筆頭とみられている。さらにそのふたりが大きな得点源になる団体戦も、アメリカとの優勝争いを繰り広げそうだ。

 団体戦の見どころは個人戦がすぐあとに控えるなかで、アメリカがマリニンをSPとフリーの両方に起用するかだ。アメリカ男子の2番手は力が落ちるだけに、どちらかでマリニンを外せばそこで日本が優位に立てる。ペアは日本優位でアイスダンスはアメリカが圧倒する気配。勝負のポイントは、リウとグレンが出てくるはずの女子になってくるだろう。日本とアメリカ、どちらが女子で上位になるかで金と銀が分かれる展開になりそうだ。

2 / 3

キーワード

このページのトップに戻る