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パリオリンピック金メダルのアリサ・トゥルー14歳「Funじゃなかったらスケートボードをする意味がない」 (4ページ目)

  • 門脇正法●取材・文 text by Kadowaki Masanori
  • 村上庄吾●撮影 photo by Murakami Shogo

【次なる大技を大きい大会で決めたい】

ーー今後、追う立場ではなく追われる立場になってくると思います。

 たしかに、自分が今回の五輪で勝ったので、きっとみんなが自分を追い抜かしていこうと頑張ってくると思うんです。でも、自分もみんなに負けないように上を目指して頑張っていきますし、みんなすごく上手なので、次は誰が勝つかわからない感じだと思っています。

ほかの選手に刺激を与えるような滑りをしたい、とアリサほかの選手に刺激を与えるような滑りをしたい、とアリサこの記事に関連する写真を見る

ーーアリサ選手は14歳とまだまだ若いですが、これからどんどん若い選手たちが出てくると思います。これからはどんな選手になっていきたいですか?

 もっともっとスケーティングを上達させながら、私よりも若い選手たちが、どんどんインスパイアされていく滑りをしていきたいです。自分だけじゃなくて、みんなが上達していくような滑りをしていければと思っています。

ーー今、一番見せたい技は?

 やっぱり「スイッチマックツイスト540」(※利き足とは逆のスタンスで空中1回転半する大技)。パークで、それも大きな大会で成功させたいと思っています。それが今の私の目標であり、見てもらいたい技です。

ーーパリ五輪に続いて、2028年ロサンゼルス大会以降の五輪でも金メダルを獲り続けたいという目標はありますか?

 もちろん目指したいと思ってはいますが、とりあえず、すべての五輪で決勝に進むことをまずは目標にしていきたいですし、自分がやりたい技を、大会でしっかりやっていきたいです。

リラックスした様子でインタビューに答えていたリラックスした様子でインタビューに答えていたこの記事に関連する写真を見る

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