愛川ゆず季の「美ボディ」はどのように作られたのか 「女性としては終わったな...」からフィットネス大会で優勝するまで
「奇跡の40歳」愛川ゆず季さん・インタビュー前編
グラビアアイドルとして人気を博し、2010年からは10年間プロレスラーとしても活躍した愛川ゆず季さん。「ゆずポン」の愛称で親しまれたグラレスラーは、結婚・出産を経験したのち、今度はフィットネスモデルとして帰ってきた。
昨年11月に行なわれた『ベストボディ・ジャパン』日本大会のフィットネスモデル部門では、栄えあるグランプリを獲得。その美しさは昔と変わらず、さらに「オトナの魅力」を増した姿となって、スポットライトの中央に立った。
彼女はどのような経緯で、フィットネスの世界にハマっていったのか。40歳とは思えぬ「奇跡の美ボディ」の作り方を聞いた──。
◆「奇跡の40歳」愛川ゆず季さん・グラビア&プロレス&フィットネス写真(57枚)>>
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フィットネスの大会でグランプリに輝いた愛川ゆず季さんこの記事に関連する写真を見る── 元グラビアアイドルでありプロレスラーだった愛川ゆず季さんですが、昨年11月に開催された健康美を競う『ベストボディ・ジャパン(以下『BBJ』)』日本大会のフィットネスモデル部門でグランプリを獲得しました。いやー、カッコいいボディですね。
「ホントですか!? ありがとうございます。グラビア時代はセクシーな感じで見られることが多かったんですけど、『BBJ』に出場させてもらってからは『カッコいい』と言われることが増えてきて、すごくうれしいんですよね」
── 以前は「ぽっちゃり」としていましたものね。
「はい。昔からのファンの方は『ゆずポン、何で痩せちゃったの?』とか『前のほうがよかったよ』なんて言われるんですが、逆にそれも面白いのかなって(笑)」
── すごく健康的で、いいと思います。
「はい。やっぱり『健康』というのを一番に考えているので」
── まず『BJJ』日本大会の様子を教えていただけますか?
「初めて参加させてもらったのですが、想像以上に本気度の高いすばらしい大会でした。誰もがこの日のために一生懸命に努力してきていて、そういったなかで勝てたというのはすごく誇りだと思っています。
あと、この賞をいただけたのも、グラビアアイドルやプロレスをやってきた、すべての経験がつがっているなって腑に落ちたんです。それもうれしいことのひとつでした」
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著者プロフィール
石塚 隆 (いしづか・たかし)
フリーランスライター。1972年生まれ。神奈川県川崎市出身、現在は鎌倉在住。『Sportiva』をはじめ『Number』『週刊ベースボール』『集英社オンライン』『週刊プレイボーイ』など、スポーツを中心に、政治、経済、サブカルチャーなど多岐にわたるジャンルで寄稿している。趣味はサーフィン、トレイルランニング