自転車競技トラックのアジア選手権でメダルラッシュに期待 パリ五輪出場枠獲得へ向けた日本の現在地とは (3ページ目)

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前回大会は金メダル14個

 今回のアジア選手権でライバルになる国は、中国、香港、韓国あたり。中国と香港は昨年の同大会を、コロナ禍などを理由に辞退したが、中国は東京五輪女子チームスプリントで優勝し、香港は東京五輪女子スプリント銅メダルのリー・ワイジーを擁するなど、ともに実力のあるチーム。韓国は前回大会で何種目か日本を上回る成績を残した。

昨年のアジア選手権で金メダルを獲得した佐藤水菜(中央)昨年のアジア選手権で金メダルを獲得した佐藤水菜(中央)この記事に関連する写真を見る

 それでも競輪で切磋琢磨している選手たちは互角以上に戦ってくれるはずだ。日本が前回大会で獲得した金メダル数は競輪選手を中心に14。出場した全種目でメダルを獲得するなど、圧倒的な強さを誇った。今大会でも数多くのメダルが期待されている。

 今年8月の世界選手権を含め、来年2024年4月までがパリ五輪の出場枠獲得のための選考期間となる。パリ五輪でのメダルも期待される日本代表選手たちの活躍に、今後も目が離せない。

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