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「デブとからかわれて...」ネガティブな美術部女子がバキバキボディに大変身! 山下桃伽(18歳)「筋トレ女子は男性ウケよくなくて(笑)」 (4ページ目)

  • 武松佑季●取材・文 text by Takematsu Yuki

●目標とされるプロ選手になりたい

ーーこれからプロを目指していく?

 もちろんです。プロになるには体が大きくて絞れているのは大前提で、ポージング一つひとつに流れるような動きとカリスマ性があるんです。

 私はそういう選手に比べると全然小さいですし、バルク(重厚感)も足りない。ポージングももっと自分に合うものを見つけなきゃいけないし、まだまだです。

この記事に関連する写真を見るーーとはいえ、山下さんはまだ18歳。伸びしろが大きいです。

 高校生になってからトレーニングを始めて16歳でコンテストデビュー、18歳で「オリンピア アマチュア ジャパン」に出場できたのは、自分でも誇れる部分なのかなとは思います。

ーーそして、今年3月に高校を卒業。今後、どのような選手を目指したいですか?

 私自身、山田朝美選手に憧れてフィギュアカテゴリで大きな大会に出たりプロを目指すようになりました。今度は自分が目指されるような立場の選手になりたいです。

「まだ高校生やけど山下さんみたいにコンテストに出場してみたい」となるきっかけの選手になれたらうれしいかなって。

 そして、今年も「2023ウェスト ジャパン チャンピオンシップス」と「オリンピア アマチュア ジャパン2023」に出場したいと思っているので、去年よりもいい体で、去年の自分を超えることが目標です。

ーー活躍を知った中学時代の友人は山下さんの変化に驚くでしょうね?

 知っている人もいると思います。中学時代と変わりすぎて「なんでなん?」となってると思いますけど(笑)。

この記事に関連する写真を見る【プロフィール】
山下桃伽 やました・ももか 
2004年、愛媛県生まれ。15歳からトレーニングを始め、16歳の時に「2021ウエスト ジャパン チャンピオンシップス」でフィットネスコンテストデビュー。翌年の「オリンピア アマチュア ジャパン2022」に最年少出場(18歳2カ月)。現在は松山市内でトレーナーをしながら自らのボディメイクにいそしむ。

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