マムシ捕食、買った山での雪中キャンプ...。さばいどる・かほなんの忘れられないサバイバルは? (3ページ目)

  • 辻 歌●取材・文 text by Tsuji Uta
  • photo by Kahonan, Murakami Shogo

【忘れられないキャンプ3】無人島永住への一歩。自作シェルターで冬山キャンプ(2021年1月)

冬山キャンプで自作したシェルター冬山キャンプで自作したシェルターこの記事に関連する写真を見るかほなん 私の夢は「無人島で永住」だから、無人島での「生活」を意識したキャンプをしようと思って、山の一角をレンタルできる土地を借りました。そこは、自由に木を切っていいところなので、まずはチェンソーで丸太を切り出して、シェルターの骨組みを組んだり、テーブルを作ったり......。数ヶ月かけて下準備をして、その集大成として冬にキャンプをしたんです。

 寒い地方の冬、雨の日で、めちゃくちゃ寒いキャンプでした。でも、しっかりした木材で骨組みを作ったシェルターに、いつも愛用しているOD(アウトドア)シートと組み合わせると、かなり家っぽくなって風も防げて。ペール缶で薪ストーブも自作したので、室内は、なんとか暖かい。さすがに夜は寒かったですけど(笑)。

 丸太と枝とロープで家を建てて、狩猟にも行って、薪ストーブや焚き火で調理して。それまでとは違うキャンプスタイルで、いい経験がたくさんできて、無人島生活への自信がつきました。

シェルター内にはストーブも設置シェルター内にはストーブも設置この記事に関連する写真を見る



(終わり) <インタビュー前編「夢は無人島生活」を読む>

【Profile】
かほなん 
無人島生活を夢見るアイドル。歌って踊ってしゃべるライブ活動を続けながら、卓越したアウトドアスキルが評判になり、テレビや雑誌などのメディアでも活躍。YouTube『さばいどるチャンネル』では、無人島生活を叶えるスキル磨きのためのアウトドア体験を発信。

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