2021.02.12

ロコ・ソラーレ吉田知那美が抱く将来の夢「シニアでも世界一を目指す」

  • 竹田聡一郎●取材・構成 text by Takeda Soichiro
  • 藤巻 剛●撮影 photo by Fujimaki Goh

ロコ・ソラーレ
吉田知那美インタビュー(前編)

2014年ソチ五輪、2018年平昌五輪と2度、五輪の舞台に立っているロコ・ソラーレの吉田知那美。今回は彼女に、これまでのカーリング人生を振り返ってもらいつつ、競技生活後の人生プランについても話を聞いた――。

――2022年北京五輪に向けたプレシーズンが大詰めを迎えていますが、吉田知那美選手は2014年ソチ五輪、2018年平昌五輪と五輪の舞台に2度立っています。その間、世界との距離や五輪でのメダルの可能性など、ご自身はどういった意識を持っていましたか。

「北海道銀行フォルティウス時代(2011年~2014年)から世界と戦う舞台に身を置かせていただいていましたが、当時はそこまで全体像は見えていなかった、というか、意識できていなかったように思います。私の感覚としてはソチ五輪以降、JD(ジェームス・ダグラス・リンドナショナルコーチ)に出会って強化を重ねていく過程で、自分たちが世界の中でどういう立ち位置のチームなのか、どういうレベルにあるのか、ということを考えるようになった気がします」

――そうやって世界の舞台で戦っているなかで、ルール変更があったり、技術的、戦術的な変化・進化があったりしたと思うのですが、そうしたカーリング自体の変遷について、何か感じることはありますか。

「カーリングそのものは、単純に面白くなっていると思います。ルール変更にも関連しますが、毎年スタンダードが変わってきていて、強いチームが出てくると、それに対応する作戦が必ず生まれる。そしてまた、その作戦を上回るカーリングが出てくるという動きがあります。加えて、各チームでデータが戦略となり、データ面からのコーチングもあるのは、すごく興味深いです」