ダ・ゾーンCEOを直撃。「Jリーグに2100億円、高くないですか」
スポーツのライブストリーミングサービス『DAZN(ダ・ゾーン)』が8月23日より日本でのサービスを開始した。月額定額1750円で、ブンデスリーガやMLB、NFLなど130以上のスポーツコンテンツ、年間6000以上の試合から好きなスポーツをライブ&オンデマンドで、テレビやパソコン、スマートフォンで楽しめるようになった。
DAZNを展開するイギリスの『パフォーム・グループ』の名が日本で広く知られるようになったのは、今年7月にJリーグと2017年から10年間、合計2100億円にもおよぶ巨額の契約をしたからだ。Jリーグの放送は来年からとなるが、この前代未聞の10年にも及ぶ大型契約の狙いや、今後DAZNが目指す方向性をCEOであるジェームズ・ラシュトン氏に訊いた。
記者会見にも登場したジェームズ・ラシュトン氏
――サービス開始おめでとうございます。
「ありがとうございます。日々、日本で忙しく働いてます」
――CEOはイギリス生まれということですが、スポーツ経験と、いま興味を持っているスポーツ種目は何ですか?
「私はバーミンガム・シティFCのファンですが、学生時代は一生懸命サッカーをプレーしていました。ただ以前、膝に大きなケガをしてしまって、もう激しくはプレーできないんです。
今はゴルフとかゆっくりとしたスポーツがメインですね。でもスポーツは何でも好きです。私は思うんですが、スポーツの素晴らしさというのは、たとえそのスポーツに関する知識がないとしても、見ていれば、それを乗り越える魅力的な瞬間が必ず訪れるということです」
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