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【2014年回顧】スポーツ界、快挙の連続。心残りは... (2ページ目)

  • スポルティーバ●文 text by Sportiva

2014年プレイバック (12)
ザックジャパン、ブラジルW杯でグループリーグ敗退

 通算5度目のワールドカップ出場となった日本代表は、過去最高位のベスト16を上回るべく、ブラジルの地に足を踏み入れた。日の丸戦士を率いるのは、イタリア人のアルベルト・ザッケローニ監督。通称「ザックジャパン」がどこまで勝ち上がることができるのか、日本中がワールカップに注視した。

 日本が戦うグループリーグの対戦国は、コートジボワール、ギリシャ、そしてコロンビア。6月14日、初戦となったコートジボワール戦は、本田圭佑が先制弾を挙げるものの、逆転で黒星を喫す。そして続く6月19日のギリシャ戦は、両者ともにゴールが生まれずスコアレスドロー。その時点で0勝1分1敗・勝ち点1となり、圧倒的不利な状況で第3戦を迎えることになった。

 6月24日、第3戦の相手は当時世界ランキング4位のコロンビア。ザックジャパンは最後の望みを託して決戦に挑んだ。しかし結果は、1-4の惨敗。グループリーグ敗退が決定し、日本代表は1勝も挙げることなくブラジルの地を去った。

 ブラジルW杯後、日本サッカー協会はスペイン人のハビエル・アギーレを招聘し、2014年8月に代表監督就任を発表。来年1月にアジアカップが控えるものの、アギーレ監督の八百長疑惑が表面化し、「アギーレジャパン」の早期終了もウワサされている。

2014年プレイバック (13)
ブラジル惨敗。W杯決勝トーナメント史上最多の7失点

 64年ぶりの自国開催となったブラジル代表にとって、ワールドカップ優勝は絶対命題だった。そんな多大なプレッシャーの中、ブラジルはつまづくことなく順調に試合を進めていった。グループリーグでは、初戦のクロアチアに3-1で圧勝し、第2戦のメキシコとは0-0に終わるものの、第3戦のカメルーンは4-1で撃破。予定通りグループリーグ1位突破を果たし、次の舞台に駒を進めたのである。

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