本田真凜が語る『ワンピース・オン・アイス』舞台裏 稽古で感じた妹・望結の影響力 (3ページ目)
●「何でも相談できる」雰囲気のいい現場
ーー宮本賢二さんの振付けはいかがですか?
最初にお話をいただいた時に、フィギュアスケートと『ワンピース』のコラボがどういうふうになるのかまったく想像ができなかったんですけど、振付けが終わってみたらすごいものができ上がっていて。
賢二先生の振付けは今までもいろんなアイスショーや自分のプログラムでお世話になっていたんですけど、この振りのあとにこれがくる、というすごくわかりやすい動線でやってくださるのでみんなもすぐ覚えられます。
ちょっとここがわからないという部分があっても、1〜2分で全部改善してくださるのですごくありがたいです。
ーー金谷かほりさんの演出を経験してみていかがですか?
現場はすごく雰囲気がいいです。スタッフの方もみんな本当に優しくて。金谷さんも本当に素敵な方で、廊下ですれ違ってもずっと立ち止まって他愛もないことを話したり(笑)。
この間は『自分も妹がいて〜』という話をしていました(笑)。スケート以外のことでも、何でも相談できるような方ですね。
(つづく)
後編<本田真凜が『ワンピース・オン・アイス』で「必見」と熱く語る宇野昌磨vs無良崇人のバトル>を読む
【プロフィール】
本田真凜 ほんだ・まりん
フィギュアスケーター。2001年8月21日、京都府生まれ。2歳からフィギュアスケートを始め、ノービス時代から国際大会に出場。ジュニアに参戦した2015−2016シーズンには世界ジュニア選手権では優勝。翌2016−2017シーズンは世界ジュニアで2位、シニア選手に相手に全日本選手権でも4位に入る。シニアに転向後、全日本選手権やグランプリシリーズなど国内外の大会に出場。JALスケートクラブ所属。明治大学在学中。
『ワンピース・オン・アイス〜エピソード・オブ・アラバスタ〜』
アニメ『ワンピース』が史上初のアイスショー化。日本屈指のスケーターが集結し、アニメの声優たちのセリフに合わせ、フィギュアスケートならではのスピード感、躍動感で『ワンピース』の世界を表現。光やプロジェクションマッピングの演出によるスペクタクルなアイスショー。8月11〜13日(横浜)、9月2〜3日(名古屋)の全国2カ所で全10回公演。
著者プロフィール
山本夢子 (やまもと・ゆめこ)
スポーツライター。青森県八戸市出身。5歳からフィギュアスケートを習い始め、高校卒業まで選手として各大会に参加。その後、渡米し大学を卒業、就職。帰国後は、コピーライターとして広告制作に携わる。2005年からフリーランス。現在はライターとしてフィギュアスケートの専門誌を中心に執筆中。
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