「逃げ道の先は行き止まりだよ」本田望結が姉・真凜に伝えた言葉の真意 (4ページ目)

  • sportiva●文 text by sportiva
  • 佐野隆●写真 photo by Sano Takashi

――望結さんがそういう立場になると、逆にお姉さんの真凜さんとかはしっかりキャラになるということでしょうか。

本田 そうですね。でも、姉妹で出かけたりすると、私が電車の時間とかいろいろ決めて。

――やっぱりそこはしっかりキャラが出てくるんですね。

本田 そうなんです(笑)。いざとなったら、やっぱり全部私が決めちゃいます。「これに乗るから早くして」みたいな。何か食べる時でも作る時は全部私が材料も揃えて。「よし、やりましょう」みたいな感じなんです。根が真面目なので、お願いごとをされちゃうのかなと思います。

――じゃあ、お姉さんも妹さんも、望結さんのそういう性格を知っているから、頼っちゃうというか、「これやっといて」みたいになるんですね。

本田 たぶん。今、姉はアメリカにいるので普段はLINEもしないし、全然話もしていないんですけど。

――LINEとかメールもしないんですか。

本田 しないです。昨日、唯一久しぶりにお姉ちゃんからLINEが来たので返したんですけど。今はそういう関係でも、私が人生でいちばんの危機を迎えたりしたら、最初に相談するのはやっぱり姉だと思います。でも、それ以外のことは一切言わないと思います。

――逆にお姉さんから相談されることはあるんですか。

本田 ないです。でも、私が勝手に思っていることは、たぶん姉は何か大きな決断をしなきゃいけない時に、一番に私に相談してくれるんじゃないかなって、私は勝手に思っています。

――それはいつか答え合わせをしてみたいですね。

本田 そうですね(笑)。じつは、めっちゃ対談とかしてみたいんですよ。会いたい人とかしゃべりたい人は誰?って聞かれたら、「姉」って答えると思います。

――そのときは、ぜひスポルティーバでお願いしたいです。

本田 ホントに。ぜひお願いしたいです! そういう機会がないので。

(つづく)

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