2019.03.18

本田望結が語る芝居とスケート
「片方を嫌いになったら両方やめます」

  • sportiva●文 text by sportiva
  • 佐野隆●写真 photo by Sano Takashi

★本田望結インタビュー(後編)

インタビュー前編はこちら>>

 フィギュアスケーターの兄・太一(20歳)、姉・真凜(17歳)、妹・紗来(11歳)を家族に持ち、自身もその世代のトップスケーターとして活躍している本田望結さん。3歳のときから始めたスケートは、全日本ジュニアまで出場するほどの実力がある一方で、それより早く始めたお芝居でも大ヒットドラマ『家政婦のミタ』(2011年)に出演するなど、女優として数々の作品に出演し、話題を呼んできた。自身のプライベートや家族のことについて聞いた前編に続き、後編ではスケートのことを中心に語ってもらった。

フィギュアに対する熱い気持ちを語った本田望結さん

――改めて、フィギュアの話を聞かせてください。もともとスケートはお兄さんの影響で3歳のときに始めたんですよね。大会に出るくらい本格的に取り組み始めたのはいつからだったんですか。

本田 いつの間にかですね。私はお芝居(仕事)のほうを先にやっていたので、たまにお仕事が休みの日に、お姉ちゃんとお兄ちゃんの習い事というか、その時はまだ習い事な感じだったので、リンクについて行ったら、お姉ちゃん、お兄ちゃんを教えていたコーチが「寒いでしょ。滑ってみたら?」みたいな感じで誘ってくれて。初めはお父さんが教えてくれたりしていたんですけど、いつの間にかお仕事のない日はスケートっていう日が続いて、自分の中で(仕事とスケートが)半分半分ぐらいのレベルになっていました。(フィギュアの)大会にもいつの間にか出ていましたし、ほんと自然と時間の流れで進んできた感じです。

――どちらかを途中でやめたいとか、少し休みたいと思ったことはなかったんですか。

本田 やめたほうがいいのかなって思ったことは何回もあります。どっちかにしたほうがいいのかなって。でも、毎回その答えが「やっぱり2つのことをやりたいな」だったんです。それに、芝居とフィギュアを両立させることでしか行けない”誰も行ったことのない世界”に行きたかったので、そのためには片方やめるんだったら、たとえばスケートが嫌いになるんだったら、お芝居もやめるっていう気持ちでこれまでやってきました。だから、もしどちらかを嫌いになってやめるとしたら、どちらかではなく両方やめると思います。