すごい技術の美少女5人が女王争い。
ロシアはジュニアも、おそロシア (2ページ目)
また、この4人は全員が「サンボ70」(ロシアのアスリート養成学校・スポーツクラブ)に所属している。このクラブには、シニアからジュニアまでロシアのトップ選手が勢ぞろいしており、今年のNHK杯に出場したツルスカヤ、メドベデワもここの所属選手だ。
ツルスカヤが「みんな仲はいいけれど、リンクに上がった時は練習でも刺激をもらっている」と言うように、クラブでの切磋琢磨が選手たちを強くしている。以前、メドベデワに平昌五輪への気持ちを聞いた時、「まだ五輪のことは考えられない。まずは世界選手権で優勝することだけを考えている」と話していたが、その理由は練習を共にしている選手たちの才能の高さを常に意識して、そこに激しい競争があるからだろう。
そんなエテリコーチの門下生たちに共通しているのは、得点が高くなる後半にジャンプを入れる技術構成にしていることだ。そのプログラムを完成させるためには、スタミナはもちろん、疲労が溜まってきた状態でも正確な踏み切りができる技術力も必要になる。これは、スケーティングスキルを基礎からしっかり叩き込まれていないとできないことでもある。
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