2017.10.08

「緊張でミス」の宇野昌磨。
4種の4回転ジャンプはどこまで安定するか

  • 辛仁夏●文 text by Synn Yinha 能登直●撮影 photo by Noto Sunao(a presto)

ジャパンオープンに出場、男子では3位に終わった宇野昌磨 日本、北米、欧州の3地域対抗戦、フィギュアスケートのジャパンオープンが、7日、さいたまスーパーアリーナで行なわれた。プロアマ混合の男女2人ずつのフリー合計点で競うもので、日本は合計614.93点で2位となり、惜しくも3連覇を逃した。優勝は615.35点の欧州で、3年ぶり3度目のタイトル奪還となる。

 日本は終盤まで順調で連覇が目前だったが、男女12人の最後の演技者となった昨季の世界選手権銀メダリスト・宇野昌磨は、ジャンプミスを連発して得点を伸ばすことができず、惜しくも優勝を逃してしまった。冒頭の4回転ループこそ鮮やかに決めたものの、後半の4回転フリップで転倒、連続ジャンプは1本も跳べなかった。この日の宇野は全体的にジャンプで精彩を欠いていた。

 本来であれば初出場の女子2人をリードする立場だった宇野。役割をしっかりと果たせず、男子ではハビエル・フェルナンデス、ネイサン・チェンに次ぐ3位に終わった試合をこう振り返る。

「申し訳ない気持ちがいっぱいで悔しい。今後、頑張りたいです。練習でもここまで失敗することは少ないですが、今回はこの大会に向けた練習が悪かったのか、ジャンプコントロールがしっかりとできなかった。この悪かった試合を次に生かして、今後『あの試合があったからよかったね』と言えるような取り組みをしていきたい」