2016.03.19

フィギュア世界ジュニア、日本女子3人で優勝を狙えるのは?

  • 折山淑美●取材・文 text by Oriyama Toshimi 能登直●撮影 photo by Noto Sunao

世界ジュニアのSPで2位と好発進の本田真凜 ハンガリーのデブレツェンで開催されているフィギュアスケート世界ジュニア選手権、3月18日には女子ショートプログラム(SP)が行なわれた。

 競技前の公式練習では、今シーズンのジュニアグランプリファイナルで優勝したポリーナ・ツルスカヤ(ロシア)が捻挫をして棄権することが決まり、優勝候補の一角が不在に。日本の3人にも優勝のチャンスが増す状況だったが、SPは明暗が分かれる結果となった。

 日本勢のトップバッターは、第5組28番滑走の本田真凜だった。

「ジュニアグランプリファイナルは出場選手が6人だったけど、今回は世界中のスケーターが集まっているので、また違った緊張はありました。でも、ショートは落ち着いて自分を信じて滑ることができたのでよかったです」

 こう話す本田は、落ち着いた流れのある滑りで最初の3回転ループ+3回転トーループを決めると、ステップやスピンをすべてレベル4にするなどノーミスの演技。本田の4人前に滑ったジュニアグランプリファイナル4位のアリサ・フェディチキナ(ロシア)と同得点の66・11点を獲得した。技術点の差で2位にはなったが、演技構成点では全選手中最高となる28・54点だった。