【フィギュア】「完璧を目指す」浅田真央。世界選手権の見どころ
今シーズン最後の大会となる世界フィギュアスケート選手権が、26日からさいたまスーパーアリーナで開幕する。ソチ五輪で日本男子フィギュア初の金メダリストになった羽生結弦の"凱旋演技"や、現役続行か否かの決断が待たれるエース浅田真央の五輪シーズンの"ラスト演技"に注目が集まっている。
男子は、羽生が初めて世界選手権王者の称号を手にして、"真の王者"になることを目指しており、気合が入る大会になりそうだ。五輪銀メダルのパトリック・チャン(カナダ)と銅メダルのデニス・テン(カザフスタン)が欠場する中、五輪でメダルを逃した同4位のハビエル・フェルナンデス(スペイン)や同5位の町田樹、そして五輪出場が果たせなかった実力者の小塚崇彦らがタイトル争いに顔を出しそうだ。
世界選手権に挑む浅田真央。ソチ五輪フリーの演技の再現なるか これに対して、ソチ五輪金メダルのアデリーナ・ソトニコワ(ロシア)と同銀のキム・ヨナ(韓国)が出場しない女子は、果たして誰が世界女王の座に就くのだろうか。男子に比べて多くの優勝候補がおり、激戦が予想される。
その中で、浅田は競技者として最後の大会になるかもしれない日本開催の世界選手権で納得のいく演技で締めくくることができるか。連続8回出場の今大会は、4年ぶり3度目の世界タイトル獲得がかかっている。
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