「日本で1番の格闘技団体にしたい」。堀口恭司が明かす新団体の構想と「一緒に練習しながら」の選手育成 (2ページ目)
【新団体にはATTの選手も参戦?】
――新団体を立ち上げるとなると、今後は考えることが多くなりそうですね。堀口さん本人は、新団体にどのぐらい関わることを想定していますか?
「他の団体での試合が近い時などは難しいですが、時間がある時はできるだけ関わりたいと思ってます。自分の名前を使って立ち上げる団体なので、やっぱり僕も関わらないと。地元(群馬県高崎市)の地域活性化も積極的にやっていきたいですね」
――MMAが中心の団体とのことですが、修斗、パンクラス、DEEPのような既存の団体との棲み分けについてはどう考えていますか?
「MMAの団体でありながら、日本で人気が高いキックボクシングの試合など、いろいろなカードをやっていきたいですね。あとは、世界で活躍できる選手を輩出したい。そして将来的には、日本で1番の格闘技団体にしたいです」
――ルールや、試合場をリングかケージどちらにするのか、などはどう考えていますか?
「試合場はケージにします。世界基準でやっていきたいので、ルールも(UFCやBellatorなどアメリカのMMA大会で採用されている)MMAユニファイド・ルールでやっていこうと考えてます」
――ATTから選手が出場する可能性もありますか?
「実は、ATTの選手たちも『出たい。日本で試合がしたい』と言ってくれているんです。だから、ATTからの参戦も十分に可能性があると思いますよ」
――それが実現すれば、まさに「堀口選手ならではの大会」となりますね。選手のキャリアに関しては、プロに限定する形ですか?
「アマチュアの試合もちょっと入れていきたいです。プロはプロで、しっかりと世界を狙える選手を育てていく。育成もやっていかないと、強い選手は生まれないですから。僕が本格的にそれに関わるのは引退後になるでしょうけどね。今でも、一緒に練習などができたら、その選手が吸収できるところもあるはず。教えるというより、肌で感じてほしいです」
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