三浦孝太がメイウェザー×朝倉未来に抱いた嫉妬心。今、対戦要求をしてくる選手には「魅力を感じない」 (3ページ目)

  • 池田鉄平●取材・文 text by Ikeda Teppei
  • 撮影●興梠真穂 photo by Korogi Maho

――2つのビッグマッチを目の当たりにして、練習のモチベーションも変わりましたか?

「そうですね。朝倉選手、天心選手、武尊選手が日本の格闘技界を引っ張ってくれたように、自分も含めて『若い世代で時代を作らなきゃいけないな』という気持ちが強くなりました」

――昨年10月、『RIZIN.31』のリングに登場して「誰もが憧れるこの舞台で、大晦日デビューさせてもらえることを嬉しく思い感謝しています。大晦日まで準備して素晴らしい試合を届けるので、よろしくお願いします」と発表してから1年が経ちました。この1年をひと言で表すならどんな言葉になるでしょうか。

「この1年を表すなら......"人生のスタート"ですかね。デビューする前は19歳でしたが、その19年間の集大成が1年に詰まっていたような感覚です。その集大成からまた新たな人生がスタートして、またどこかで分岐点に直面するんだろうと思います。この1年は、自分が年齢を重ねて人生を振り返った時に、最も強く思い出す1年になるでしょうね」

――この1年で一番のハイライトシーンを選ぶなら?

「やっぱり昨年の大晦日のプロデビュー戦になると思います。ただ、これからは毎年のように人生を変えていくような1年を過ごしたいですね。この1年を超えるような充実した1年を、常に更新していけるように格闘技と向き合っていきたいです」

(取材協力:用賀ボクシングジム グローブス、BRAVE GYM)

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