上野勇希は新時代のイケメンプロレスラー。サウナで試合のイメージも整える (3ページ目)

  • 井木 康文 ●取材・文 text by Iki Yasufumi
  • photo by DDT プロレスリング

ーーたしかに筋トレはメンタルにもいいと聞きますね。精神安定といえば、上野選手はサウナ好きとしても有名です。サウナ大好きな「The37KAMIINAメンバー※」として、サウナの良さとは何でしょうか。
 
 湯船に浸かる・シャワーを浴びるだけで気持ちが良い入浴体験を、サウナはさらに増幅してくれます。サウナに入った場合は、睡眠の質が格段に良くなり、短い時間の睡眠でもすっきり目覚めます。

 またサウナはスマホなどを持ち込めない空間なので、自分とじっくり向き合える貴重な空間でもあります。試合の作戦を考えたり、イメージトレーニングをサウナでしています。
※メンバーは上野勇希、竹下幸之介、 勝俣瞬馬、 MAO

サウナ好きな選手で構成された「The37KAMIINA」(左からMAO、上野、勝俣、竹下)サウナ好きな選手で構成された「The37KAMIINA」(左からMAO、上野、勝俣、竹下)

ーー上野選手の強さの秘訣の1つはサウナでのイメトレだったのですね。東京でおすすめのサウナはありますか?

 シンプルにサウナを楽しみたい方は、鶯谷の『サウナセンター』、バラエティ豊かに遊園地のように楽しみたい方は池袋の『かるまる』がおすすめです。

 ただ、サウナ仲間でもある青木真也選手の「家から近くて混んでいないサウナが最高」という言葉は真理だと思っています(笑) 。皆さんも、まずはご自宅から近いサウナにぜひ行ってみてください。

ーー筋トレサロンやサウナーという顔も明らかになった上野選手ですが、そんな上野選手のプロレスラーとして誰にも負けないところはどこだと自負していますか?

 誰よりもプロレスを楽しんでいると思います。"楽しんでいる"という言葉は誤解されがちですが、ふざけているわけでも楽をしているわけでもありません。

 プロレスを楽しもうと思うと自分を出し切らないといけないし、負けると楽しくないので、勝たないといけないし.....と必死になります。楽しむことは"楽"ではないんです。今の自分は"誰よりも必死で楽しんでいる"からこそ、伸び伸びとプロレスができているんだと思います。

3 / 4

厳選ピックアップ

キーワード

このページのトップに戻る