2020.12.30

髙田延彦が称賛する朝倉未来の覚悟。RIZIN初参戦の2人にも期待

  • 瀬川泰祐●取材・文 text by Segawa Taisuke
  • photo by Tanaka Wataru

髙田延彦のRIZIN.26展望 後編 前編から読む>>

 前編で、RIZIN.26のメインを飾る朝倉海vs堀口恭司の注目ポイントを話した髙田延彦氏。その他にも、敗戦明けの朝倉未来、RIZIN初参戦の注目選手など、
大晦日を熱く盛り上げそうなカードについて聞いた。

RIZIN.26の注目カードについて語った髙田氏RIZIN.26の注目カードについて語った髙田氏 ----メインカード以外の試合の見所について、まず朝倉未来選手と弥益ドミネーター恥志選手の試合はいかがでしょうか?

「朝倉未来選手は、前回の斎藤裕選手との対戦でいろいろなものを巻き込み、多くのことを考えさせる試合をしましたよね。結果的に敗れはしたものの、『朝倉未来』という名前を傷つけず、逆にブランド化しました。そんな彼が、前回の敗戦からたった1カ月で出場してくれることは、MMA界への大きなプレゼントだと思います。

 朝倉選手がこの大晦日に参戦することを決めた裏側には、日本の格闘技界を背負うという自覚はもちろん、敗者として過ごしたくないという彼のポリシーが垣間見える気がします。一方、弥益ドミネーター恥志選手にとっては千載一遇のチャンスですね」

----今回、朝倉選手は攻める試合をすることを明言しているようですが、試合開始から一気に仕掛けるような試合になるでしょうか。

「最初から飛び出していくかは未知数ですが、朝倉選手は斎藤戦で感じたマイナスポイントはしっかり修正して試合に臨んでくると思います。彼は相手だけではなく、自分のこともしっかり分析できる選手ですからね」

----弥益ドミネーター恥志選手もDeepの元チャンピオンですし、ひと筋縄ではいかなそうですが。

「弥益ドミネーター恥志選手の打撃は思い切りがいいですし、グラウンドも強いです。アームロックをはじめ、関節技はオールラウンドにできて、しかも変則的に仕掛けてくる。朝倉選手にとってミスは禁物です。逆に、ドミネーター選手から見れば、ミスを狙えれば"美味しい"結末が待っているかもしれません」