2020.05.01

グレイシーがまさかのタオル投入。
桜庭和志がホイス戦圧勝で歴史を変えた

  • 佐瀬順一●取材・文 text by Sase Jun-ichi
  • 長尾迪●撮影 photo by Nagao Susumu

桜庭和志はホイスの腕を決めながらニヤリと笑みを浮かべた桜庭和志「グレイシー一族撃破」から20年(3)

 90分に渡る死闘として語り継がれる「伝説の桜庭和志vsホイス・グレイシー戦」から、本日5月1日で20年が経った。

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 1993年にプロレスラーとしてデビューした桜庭は、当時地味な職人肌のスタイルだったこともあり、あまり目立つ選手ではなかった。だが、ヒクソン・グレイシーと?田延彦の初対決の舞台となった『PRIDE.1』が開催された1997年、大きな転機を迎える。

 横浜アリーナで行なわれた総合格闘技イベント『UFCジャパン』で、桜庭はカーウソン・グレイシー柔術黒帯のマーカス・コナン・シウヴェイラに勝利。さらに試合後、「プロレスラーは本当は強いんです!」というキラーフレーズを放ち、一躍脚光を浴びる存在となった。

 そして、1999年には『PRIDE.8』でホイラー・グレイシーに完勝。試合後、桜庭はヒクソンに対戦要求したが、これは実現せず。しかし2000年、無差別級トーナメント『PRIDE GP 2000』でホイスとの対決に臨んだ----。