【プロレス】WWEのリングにファン乱入。人気レスラーにまさかの一撃

  • 三尾圭●協力 text Mio Kiyoshi

アメスポ事件簿103

「バイパー(毒ヘビ)」の愛称で呼ばれ、WWEのトップベビーフェイスとして活躍する人気プロレスラー、ランディ・オートン(33歳)がまさかのトラブルに巻き込まれた。世界ツアーで行なわれた南アフリカ大会の試合中にファンがリングへと乱入し、なんとオートンに急所攻撃を見舞ったのである。

 ハプニングがあったシーンは、オートンがコーナーポストで休んでいたときのこと。観客がリングに注目する中、オートンが観客席のほうに身体を向けると、リング下に潜んでいたファンがオートンの股間に一撃を食らわした。すぐさま警備員が駆け寄ってファンを羽交い絞めにすると、リング上に倒れこんでいたオートンも立ち上がってファンに猛攻撃。怒りに任せてキックを浴びせ、ファンに報復をした。

 会場に詰め掛けた観衆は、ファンの乱入をWWEのシナリオかと思っていたという。しかし、単なる暴走だったため、乱入したファンは警察に引き渡された。その後の調べによると、乱入したファンは南アフリカの無名プロレスラー。世界最大のプロレス団体であるWWEに自らを売り込めば、契約につながるだろうと思ったらしい。

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