ノブコブ吉村、そろそろ我慢の限界。eスポーツで世代の威信をかけて奮闘
お気に入りのエモート(感情表現)を真似るノブコブ吉村 現在、平成ノブシコブシ・吉村崇が夢中になっていることの一つが、ゲーム実況。ライブ配信番組『吉村新人のPUBってハニー』ではその個性がさく裂している。この中で扱っているゲームが『PUBG MOBILE(PUBGモバイル)』。最大100人のプレーヤーが島に降り立ち、最後の1人、もしくは1チームになるまで戦うスマートフォン向けのバトルロイヤルゲームだ。
吉村はトレンドに逆らったプレースタイルで、ゲーム仲間である竹内健人(怪獣)も「尋常じゃない」と語るほどだ。吉村は普段、何を思いPUBGモバイルをプレーしているのだろうか。得意なプレースタイルや、今後のeスポーツ業界に求めることなどを聞いた。
――『吉村新人のPUBってハニー』を見ていると、見ているほうもPUBGモバイルをプレーしたくなります。
吉村 ぜひやってみてほしいです。僕はプレーしすぎて、生活にも影響が出ていますからね。時計の長針が「AWM」というスナイパーライフルに見えたり、ロケの時のカメラが狙撃用スコープに見えたり......。高速(道路)に載っている時に、道路のつなぎ目がトラップに見えたりもします。僕は40歳ですし、もう身が滅びてもいいんですよ。飲み会の後、寝ずに二日酔いのまま草野球に行く感覚です。でも若い子はフィジカルアスリートがやっているように効率のいい時間配分でプレーしたほうがいいと思います。
――それだけやり込んでいると、プレースタイルも洗練されそうですね。
竹内 吉村さんはとにかくスナイパーライフルがめちゃくちゃうまいんですよ。これは才能だと思います。特に、索敵能力が尋常じゃないんです。僕には何もない風景に見えても、吉村さんは「いた!」って遠くの敵を見つけてしまう。
吉村 違和感を覚えるんですよね。画面の一部が徐々に変わっていくアハ体験クイズなんかも、一瞬でわかるんです。スコープがなくても、遠くの岩陰に敵の影が見えたりします。変な能力ですよね。
竹内 みんな、スコープやサイト(照準器)を覗いて撃つんですけど、吉村さんは覗かずに撃つんです。腰撃ちって言うんですけど、それがうまい。結構な距離を覗かずに撃って当てちゃうんです。
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