【男子バレー】山本智大が韓国戦で見せたリベロの「極意」 日本、ロス五輪へあと1勝 (3ページ目)
「(ブロッカーを減らした)いいトスになっているとしたら、1本目のパスのおかげです」
セッターの深津英臣の言葉には、山本への賞賛の響きがあった。
韓国戦も、山本は"平常運転"のディグやレセプションを見せている。ブロックフォローも献身的にポジションをとって、スパイカーにはコールをし続け、少しでも悪い流れになれば積極的に声をかけた。彼にとっては、"いつものこと"だ。
「自分は『より波を少なくする』『普通のプレーを続ける』というのを心がけています」
守護神は粛々と臨戦態勢を整える。特別なことではない。だからこそ、コートに立った彼は神がかったプレーを連発できる。
13日、日本はロス五輪をかけてイランとの決戦に挑む。
著者プロフィール

小宮良之 (こみやよしゆき)
スポーツライター。1972年生まれ、横浜出身。大学卒業後にバルセロナに渡り、スポーツライターに。語学力を駆使して五輪、W杯を現地取材後、06年に帰国。著書は20冊以上で『導かれし者』(角川文庫)、『アンチ・ドロップアウト』(集英社)など。『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューし、2020年12月には『氷上のフェニックス』(角川文庫)を刊行。パリ五輪ではバレーボールを中心に取材。
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