【ビーチバレー】「のあまゆ」の菊地真結、「のあめい」の宇都木乃愛、それぞれの再出発 (2ページ目)
にもかかわらず、石井&菊地ペアは安定した戦いを見せた。準決勝では、ジャパンツアー第1戦の優勝チームで、昨年もジャパンツアーで3勝を挙げている伊藤桜(24歳)&沢目繭(32歳)ペアを相手にセットカウント2-0(24-22、21-17)で勝利。第1セットでは終盤にリードを許しながらも、菊地が冷静にサイドアウトをきり、強打を放って逆転し、その勢いのまま第2セットも奪取した。
決勝戦も風雨を意に介することなく、準決勝のいい流れをキープ。中川知香(30歳)&秋重若菜(23歳)ペアを2-0(21-12、21-18)で下して、有言実行の優勝を収めた。
菊地は、優勝を手にした自分の成長を「私にボールが集まることがわかっているなか、それでも(効果的に気持ちを)切り替えられて、メンタリティが落ちることなく、最後まで戦えるようになった」とコメント。さらに、もともと持っていたレシーブの能力に加え、「海外の試合を経験することで、強打の重要性がわかり、攻撃の幅が広がった」と語った。
目標のアジア大会出場が叶わなかったため、これで石井&菊地ペアは解散することになるが、ここまでの経験は菊地にとって大きな成長の糧になるに違いない。今回、パートナーを組んだ石井の言葉からもその期待が膨らむ。
「(菊地は)バレーの基礎的能力が高く、伸びしろが大きい選手。それ以上に性格が素直で、私とのバランスがよく、助けられた部分も多かった。何も言わなくても自分で準備ができますし、いろいろと言い合えるなど、尊敬できる面もたくさんあった」
溝江明香とペアを組んで新たなスタートをきった宇都木乃愛この記事に関連する写真を見る 一方、菊地の後輩である宇都木は、春高バレーで優勝し、優秀選手賞を獲りながらも、大学入学とともにビーチを選んだ。大学1年生の昨シーズンは森愛唯(20歳)との「のあめい」コンビで、FIVBビーチバレーボールU21世界選手権などに出場し、海外経験も積んだ。
今シーズンからは心機一転、溝江明香(35歳)とチームを組むことになった。菊地同様、重要なシーズンとなる。
ただ、宇都木のグランドスラム大阪大会は、菊地とは対照的な結果となった。初日の1回戦には難なく勝ったが、2日目の準決勝で苦杯をなめた。
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