バレーボール「SVリーグ」がスタート "顔"として活躍が期待される注目の女子選手たち (9ページ目)
Photo by 坂本清この記事に関連する写真を見る
■宮下遥(みやした・はるか)
所属:岡山シーガルズ(→引退) セッター・177cm
1994年9月1日生まれ 三重県出身 大阪国際滝井高校
引退試合となった黒鷲旗大会で大会初優勝を飾った。決勝戦となったデンソー戦は、最後に長年コンビを組んできた金田修佳にトスを上げ、金田もそれに応えてスパイクを決めてストレートで勝利。試合後は「このメンバーでできる最後の試合だということを噛みしめながら、チームのためにやりきる。それだけを考えて戦った」と語り、涙を見せた。
大阪国際大和田中(現・大阪国際中)在学中の15歳でVリーグデビュー。29歳で引退するまで岡山シーガルズひと筋で、河本昭義監督の下、司令塔の役割を果たしてきた。日本代表としてはリオ五輪に出場。177cmの身長を生かしたブロックや、日本代表の眞鍋政義監督が「いいセッターの条件のひとつ」と語るディグ(スパイクレシーブ)のよさも魅力の選手だった。
9 / 10