屈辱の東京五輪から激変。日本女子バレーの快進撃を支える古賀紗理那の進化と新エース・井上愛里沙の台頭 (4ページ目)

  • 中西美雁●取材・文 text by Nakanishi Mikari
  • photo by FIVB

 古賀、井上、宮部を同時に起用できるようになれば高さ・決定力とも申し分ないが、守備面では厳しくなる。その場合は江畑、迫田の時のように、試合によって他の選手と使い分ける形になるかもしれない。ただ、姫路の安保澄監督は宮部について「サーブレシーブも悪くない」と、チームではサーブレシーブを担わせることを示唆しているだけに、パリ五輪までに守備面も大きく成長するかもしれない。

 VNLは6月15日時点で日本が単独首位。世界ランキングも5位と上昇した。新戦力も実戦で使いながら、勢いを保ち続けることができるのか。眞鍋監督の腕の見せどころだ。

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