2021.12.28

ビーチの妖精・坂口佳穂が語る自らの今後と結婚。「晩酌はひとりでしています(笑)」

  • 小崎仁久●取材・構成 text by Kosaki Yoshihisa
  • スエイシナオヨシ●撮影 photo by Sueishi Naoyoshi

ビーチバレー
坂口佳穂ラストインタビュー(後編)

坂口佳穂(25歳/マイナビ)はビーチバレーに携わってきた7年の間に、技量だけでなく、人間性も磨かれたという。そこで得たもの生かして、彼女はこれからどんな道を歩んでいくのか、話を聞いた――。

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この記事に関連する写真を見る ――シーズン始めに毎年行なってきたインタビューでは、ビーチバレーのプレー面とともに、自らの精神的な成長についてもよくお話をされていました。その辺りも競技生活のなかで得たもののひとつでしょうか。

「そうですね。人間としても、かなり成長させてもらえたなと思っています。今改めて振り返ってみると、以前の私は自分勝手でわがままでした。当時のことを考えると恥ずかしくなるほど。ビーチバレーに出会っていなかったら......と思うと恐ろしいです(苦笑)。

 相手に対する思いやりなど、ビーチバレーという2人でやるスポーツの競技性から学んだことは多いです。とりわけ、最初のパートナーである(鈴木)悠佳子さんからは、いろいろなことを教えてもらいました。甘えをなくすことや、『自分と向き合うことをしないと勝てないよ』と言われて、どうしたらいいのか悩むことも多かったのですが、その時も悠佳子さんは一緒に考えてくれました。

 そうして、徐々に自分自身を受け入れることなどもできるようになって、自らがやるべきことや目標なども明確になっていきました。そこからは気持ちもラクになって、人の意見も素直に聞けるようになったと思います。家族、特に父親からは『佳穂は変わったね』とよく言われます」

――「新ビーチの妖精」と呼ばれたりして、ビーチバレーの成績ではないところでも注目を浴びてきたことついてはどう感じていましたか。

「特に嫌ではなかったです。見てもらえる機会が増えると、スポンサーさんなどにも注目されて、私たちの競技環境もよくなります。もちろん、だからこそ結果が求められるので。頑張らないといけないと思っていました。

 とはいえ、変な重圧を感じることはなかったですね。スポンサーのみなさんも一緒に頑張っていこうという感じだったので、私はのびのびとプレーできました。むしろ、いろいろなところで取り上げてもらうことには感謝していました」