「バレーボール界はまだ活発じゃない」西田有志がYouTubeを始めた意図 (3ページ目)

  • 中西美雁●取材・文 text by Nakanishi Mikari
  • 火野千鶴●撮影 photo by Hino Chizuru

――具体的にはどんなチャンネルでしょうか。

「格闘技ではRIZINで活躍している朝倉海さんのチャンネルをよくチェックしています。中学校でバレーボールをやっていたそうなので、それも縁を感じますし。格闘技をやっている方たちは"目がいい"ので、バレーボールにも生かせることがあると思います。俊敏さではバレーボール選手より上でしょうし、そういったところをどのように高めているのかも気になりますね。

 ほかにも、トレーニングだったら『ぷろたん』さんや『JIN』さん、料理では『きまぐれクック』さんや『谷やん』さんなどの動画を見ています。基本は、今の自分が必要としているものですね。アスリートの日々の過ごし方、参考にできるトレーニング、料理も体作りを考えて自分で作ってみようとなりますし。でも、面白い系で江頭2:50さんの動画も大好きですよ。もちろん内容は面白いですし、人としてもすごく尊敬しています。そういったオススメの動画は、周りの人に勧められて見ることが多いです」

――どなたかとコラボすることも考えていますか?

「いや~、そのためには僕のチャンネルの登録者や動画の再生数をもっと上げないといけませんね(笑)。

 ともあれ、自ら発信していくことは継続してやっていこうと思います。こういった発信に関して、バレーボール界はまだまだ活発じゃないと感じています。五輪後もたくさんの方に応援してもらうには、いろんなことをしていかないといけない。バレーボールに打ち込むことが第一なので、本職のユーチューバーさんよりは動画の本数は少なくなりますが、これまで自分が経験してきたことや、まったくやったことがない競技以外のことにもチャレンジして、多くの方に見てもらいたいです」

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