2018.01.18

杉田祐一、「ギャンブルみたいな相手」に
壮絶敗戦。次なる戦いはデ杯

  • 神仁司●文・写真 text & photo by Ko Hitoshi

「正直なところ、朝、全然風が吹いてなかったので、間違いなく(カルロビッチの)サーブは(ミスが少なく)コンスタントに来るなと考えていた。ここ2週間いたけど、一番風が弱かった」

 杉田祐一の予想は当たり、サーブが好調なカルロビッチと壮絶な5セットマッチを戦うことになったが、最後まで杉田に神風が吹くことはなかった――。

全豪オープン2回戦で敗れた杉田祐一 全豪オープンテニスの2回戦で、杉田(ATPランキング41位、1月15日付け、以下同)は、イボ・カルロビッチ(89位、クロアチア)に、(3)6-7、7-6(3)、5-7、6-4、10-12で敗れ、グランドスラム初の3回戦進出はならなかった。

 38歳のベテランで、長身211cmから繰り出すサーブを武器にしているカルロビッチの試合は、たいがいタイブレークか、サービスのワンブレークでセットの決着がつくが、杉田戦も例外ではなかった。

 第1セットでは、お互いすべてのサービスをキープして、タイブレークをカルロビッチが注文どおりに制した。実は第12ゲームで杉田には2回セットポイントがあったが、ともにフォアのリターンミスをして、チャンスを活かすことができなかった。

 第2セットもお互いサービスをすべてキープしたが、杉田がタイブレークを奪う意地を見せた。「タイブレークを取れたんで、流れが(自分に)来そうだったが……」と振り返ったが、カルロビッチの正確なサーブがそ                        れを許さなかった。