ヒンギス対マレーバも。注目の東レPPO出場選手たち (3ページ目)
だが今大会、注目度ナンバーワンの日本人選手といえば22歳の奈良くるみと言っていい。今年は全豪で3回戦に進むなど、自己最高ランキングを更新し続けると同時に、トップ選手と対戦する機会が増えて大きな成長を遂げた。2月のリオオープン(ブラジル)で嬉しいツアー初タイトルを獲得。全仏、ウィンブルドンでも初戦を突破し、昨年の最終ランク76位から、30位台に乗せている。
この1年で大きく成長した奈良くるみ 2回戦で敗退した全米後の最新ランクでは世界37位。日本女子のエースとして世界の舞台で活躍できる実力をつけたことは間違いない。155センチと小柄ながら鍛え上げた身体からほとばしるエネルギーと、コートを縦横無尽に駆け回るそのプレイは必見。今季、成長著しい奈良のプレイが間近で見られるのは東レPPOが初めてとなる。その躍動ぶりをぜひ、体感して欲しい。
さらに今大会には海外の有望な若手選手も出場する。19歳のマディソン・キーズ (世界28位=アメリカ)、22歳のカミラ・ジョルジ(同42位=イタリア)。そし て全米ベスト8に残った17歳のベリンダ・ベンチッチ(33位=スイス)が本戦ワ イルドカードに決定した。彼女たちに注目してみると、女子テニス界の未来が垣 間見えるかもしれない。
また、東レPPOでは大会期間中に様々なイベントが行なわれる。中でも、シングルス決勝戦終了後に行なわれるエキシビションマッチは、同大会史上で伝説を残した選手による初のレジェンドマッチとなる。対戦カードは、大会最多となる5回の優勝を誇るマルチナ・ヒンギス(34=スイス)と、第1回大会で初代女王に輝いたマヌエラ・マレーバ(47=ブルガリア)だ。東レPPOの歴史を象徴する2人の戦いはどうなるか。本戦とはまた違った楽しみな一戦になりそうだ。
なお、大会チケットは下記で扱っている。
○東レPPOテニス オフィシャルホームページ及び携帯サイト
http://www.toray-ppo.com/
○東レPPOテニス チケットセンター
問い合わせ 0570-06-9971(平日10:00~18:00)
○イープラス、チケットぴあ、TBSオンラインチケット、ローソンチケット、楽天チケットほか
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