医師を目指す元ラグビー日本代表・福岡堅樹の勉強法「時間で縛ることはせず、『できた』という感覚を大事に」 (3ページ目)
【元日本代表のメリットを最大限に享受】
5年生までの手応え、実感はどうだったのだろうか。
「非常に充実した生活をさせてもらっています。プロラグビー選手を社会人と表現していいのかどうかはわかりませんが、社会人の経験を経てから日々勉強することができるのは、すごくありがたい時間です。
ひとつの知識を学ぶにしても単純暗記ではなく、『なぜそうなるのか』がわかるように理屈から自分のなかに落とし込めているので、今は本当に楽しく勉強できています」
学びへの意欲が充実につながっているようだ。そして、ラグビーのトッププレーヤーとしての経験も、現在の充実した医学生ライフに生きているという。
「純粋に自分がそこ(世界のトップレベル)までやりきって成し遂げたという自信は、もちろん生きていると思います。また、こうして僕の名前が広まったことで、みなさん知ってくださっているからこそ話が弾みやすくなる、というメリットもあります。
実習では先生が『実はラグビーファンなんだ』と言ってくださり、指導にも少し熱が入っていろいろなことを教えてもらえた時もあったので、今後もそのメリットを最大限に享受していきたいと思っています」
この4月から6年生になった福岡の、直近の1日のタイムテーブルはこうだ。
「4年生の10月から6年生の6月末までは病院での臨床実習がありますので、その間は基本的に早くて朝8時、通常は9時前後からスタートになります。9時スタートの日は8時に起床し、8時半に家を出て、9時から夕方5時ごろまで実習を行ないます。
その後は帰宅して、ご飯を食べてから追加で勉強します。(自宅室内で)少し運動をして、その後お風呂に入り、少しだけ自分の趣味の時間をとってから深夜1時か2時前後に就寝しています。
やはり6時間くらいは寝ておかないと本来学ぶべきことを吸収できないですし、集中力も散漫になりますので、睡眠時間はなるべく確保するようにしています」
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