ラグビー「エディージャパン第2章」開幕 「超速ラグビー」を掲げる名将の目に止まった気になる新顔は?

  • 斉藤健仁●取材・文 text by Saito Kenji

 いよいよエディー・ジャパンの第2章が始まる。

 5月30日、ラグビー日本代表の指揮官に再び就任したエディー・ジョーンズHC(ヘッドコーチ)がイングランド代表戦(6月22日/国立競技場)に向けて宮崎合宿に参加する35名を発表。名将エディーが再任後に発表する最初の代表メンバーということで、メディアの注目も集まった。

藤原忍はスピアーズ船橋・東京ベイ所属の25歳 photo by Saito Kenji藤原忍はスピアーズ船橋・東京ベイ所属の25歳 photo by Saito Kenjiこの記事に関連する写真を見る 2023年ワールドカップの出場者15名が選ばれる一方、ノンキャップ12名を選出。ワールドカップ時は29歳ほどだった平均年齢が25歳へと若返った。

「2027年ワールドカップに向けて、あらためて日本代表チームを再構築しないといけない。そのプロセスが今日から始まった。日本代表らしく(ほかの国と)違うラグビーのスタイルを構築していくなかで『超速ラグビー』を掲げた。それを(宮崎合宿の)初日から導入していきたい」(ジョーンズHC)

 今回の発表で、個人的に最も注目していたポジションがある。それは、ジョーンズHCが掲げる「超速ラグビー」の一番の起点となるスクラムハーフだ。

 パスとランによるアタッキングラグビーを信条とするジョーンズHCは、2012年から2015年まで日本代表を率いていた4年間は、最初に選んだスクラムハーフとスタンドオフの選手をずっと固定し、最後まで起用し続けた経緯がある。

「スクラムハーフの選手は本当に層が厚く、3人を選ぶことは非常に難しかった」

 発表会見で、ジョーンズHCは正直に気持ちを吐露した。

 そのなかで名将のお眼鏡にかなったのが、2023年ワールドカップで中心メンバーのひとりだった26歳の齋藤直人(東京サンゴリアス)、そしてノンキャップで選ばれた小山大輝(埼玉ワイルドナイツ)と藤原忍(スピアーズ船橋・東京ベイ)の3人だ。

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