日本代表の異色ラガーマンに家はなし。
全国でステップ対決を実施中 (4ページ目)
「セブンズ日本代表は遠い存在だと思うので、一緒にステップを練習したり対決することによって、少しでも(7人制ラグビーを)応援してもらえればと」
全国ステップチャレンジを始めた意図を、林はこう語る。
TwitterなどのSNSでステップ対決の相手を募集すると、小学生の子どもから高校生、大学生、さらにはトップリーガーからも誘いを受けた。「一発で(自分のことを)覚えてもらえるように」と、ヘアスタイルも金髪に染めた。今ではアメリカンフットボール選手やバスケットボール選手からも誘いを受けて、全国各地に赴いてステップで勝負する日々だ。
林の活動がSNSを通じて広まっていくと、全国のゲストハウス・ホステルの定額住み放題サービスを運営する「HafH」や、自動車ディーラーの「マツシマホールディングス」からスポンサードを受けるようになった。全国各地の「住まい」と自動車という「足」を手に入れたことで、全国ステップチャレンジを開催しやすい環境はさらに整った。
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