2019.09.20

ラグビー日本代表が勝利へ。
ロシア戦ではハーフ陣の活躍がカギを握る

  • 斉藤健仁●取材・文・撮影 text & photo by Saito Kenji

 9月20日、ついにラグビーワールドカップが開幕する。世界ランキング10位の日本代表が東京スタジアムで迎え撃つワールドカップ初戦の相手は、同20位のロシア代表だ。

「(開幕戦は)予選プールで、一番大事な試合」

 キャプテンのFL(フランカー)リーチ マイケル(東芝)がそう位置づけているように、まずはロシア戦に快勝して勢いに乗りたいところだろう。

田村優(左)、流大(中央)、田中史朗(右)のハーフ団がカギを握る 前回大会、日本代表は予選プールで3勝を挙げながらも勝ち点差で3位となり、準々決勝に進めなかった。予選プールで3勝しても決勝トーナメントに進めなかったのは、大会史上初めてのことだった。

 今回、日本代表が予選プールAで対戦する相手のなかで、ロシア代表は一番の格下。開幕戦では必ず4トライ以上のボーナスポイントを得て勝利し、勝ち点5を獲得したいところだ。それが最低条件でもある(※)

※勝ち点の加算法/勝利=4ポイント、引き分け=2ポイント、敗戦=0ポイント。ボーナスポイントとして、勝敗にかかわらずトライ数が4個以上=1ポイント、7点差以内での敗戦=1ポイント。

 開幕戦の2日前、ロシア代表、日本代表ともにメンバーが発表された。

 ロシア代表は昨年11月に日本代表と対戦し、27-32と善戦した試合と先発11名が同じメンバー。キャプテンのFB(フルバック)ヴァシリー・アルテミエフを筆頭に、CTB(センター)ウラジミール・オストロウシコ、SO(スタンドオフ)ユーリ・クシナリョフ、LO(ロック)アンドレイ・ガルブゾフといった、2011年大会を経験しているベテランがメンバー入りした。


 一方の日本代表は、9月6日の南アフリカ代表戦で負傷したNo.8(ナンバーエイト)アマナキ・レレィ・マフィとWTB(ウイング)福岡堅樹が、ともにメンバー外となった。

 FW第一列のフロントローは、パシフィック・ネーションズカップ(PNC)で優勝した時と同じメンツ。PR(プロップ)稲垣啓太、HO(フッカー)堀江翔太、PRヴァル アサエリ愛と、互いのことを熟知しているパナソニック勢の3人だ。