「3年居住」をクリアで代表へ。新外国人ふたりが運動量で日本を救う (4ページ目)

  • 斉藤健仁●取材・文・撮影 text & photo by Saito Kenji

 ラピースとムーアは、タックルや接点でチームトップクラスの仕事量を誇っている。日本代表の得点源であるBK陣がトライを挙げるためには、彼らの活躍が欠かせない。

 宮崎合宿でラピースとムーアは、ローマ字で書かれた国歌『君が代』を読みながら練習した。

「(歌詞の意味を知って)国歌の背景を知れて非常によかった。今まで感じてきたことが、つながった。日本で築いた友情、気持ち、すべてを感情移入して国家を歌っている」(ラピース)

 9月20日のワールドカップ開幕戦。ラピースとムーアが心を込めて、『君が代』を歌う。

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