2018.06.25

W杯ベスト8にまっしぐら。ラグビー
日本代表が強豪ジョージアに完勝

  • 松瀬 学●文 text by Matsuse Manabu   齋藤龍太郎●写真 photo by Saito Ryutaro

「ジャパン半端ないって」。サッカーのワールドカップの「熱」が伝播する。23日、ラグビーの日本代表が屈強なジョージア代表に28-0で完勝した。

世界屈指のスクラムを誇るジョージア相手でも、五分以上に渡り合った日本代表FW陣  競技は違っても、代表の活躍は刺激になるのだろう。5月にサッカーの本田圭佑と食事を共にしていたラグビー日本代表のウイング山田章仁は試合後、言った。

「もちろん、(本田に)お会いしていたので、活躍を見入ってしまう。日本を代表して戦う同じ仲間として、世界で戦っていくうえで、勇気をもらっています」

 日本の世界ランキング11位に対し、ジョージアは12位。世界屈指のスクラムを誇るジョージアは日本のフォワード陣にとって、世界での「現在地」を確認するには格好の相手だった。まさにテストマッチである。

 来年のラグビーワールドカップの開催地となる豊田スタジアム。雨、この日は日本が不得手とされてきた雨中戦となった。じつは午前中、リーチ マイケル主将は自主的に選手を集めて、ミーティングを開いた。ジェイミー・ジョセフヘッドコーチ(HC)の言葉を借りると、「”大人の男”として、テストマッチに勝つために何が必要かの意思統一をした」という。

 天候に合わせて、全員がゲームプランを理解する。どうしてもハンドリングミスが多くなる雨中戦の鉄則はエリア勝負、敵陣勝負である。プレッシャーである。キック多用の基本プランは同じでも、キックの距離や深さが変わってくる。キーワードはこれだった。

「プレッシャー」
「ディシプリン(規律)」