2017.12.19

ラグビー早稲田大、初戦敗退で号泣。
創部100周年の日本一はあるのか

  • 斉藤健仁●取材・文・撮影 text & photo by Saito Kenji

 今シーズンも「日本一奪還」はならなかった――。

 12月16日、早稲田大は全国大学ラグビー選手権の初戦となった3回戦で東海大と対戦。18-47で敗北を喫し、最多優勝15回を誇る「赤黒」ジャージーの名門は早々にシーズンを終えることになった。大学選手権は過去何度もレギュレーションが変わっているが、4年連続して正月越え――つまり準決勝に進出することは叶わず、同大学のワースト記録を更新してしまった。

予想外の早期敗退に涙を流す早稲田の選手たち 早稲田大と昨年度準優勝の東海大がいきなり3回戦で激突したのには、次のような背景があった。

 早稲田大は関東大学対抗戦で明治大に敗れたものの、慶應義塾大には勝利し、3校が5勝2敗で並ぶことになった。対抗戦の順位は2位だが、大学選手権への出場は得失点差が影響する。その結果、早稲田大が4位扱いとして3回戦の枠に割り当てられた。

 一方、東海大は関東大学リーグ戦で大東文化大にまさかの敗北。実力のある東海大がリーグ戦で2位となってしまった。どちらもトップシードではなかったため、両校の早期対決が実現することになったのだ。

 早稲田大は依然、低迷を続けている。ただ、彼らもそれに手をこまねいているわけではない。