2016.08.17

岩渕GMが語るリオのセブンズ。
東京に向けてバックアップ強化を

  • 斉藤健仁●取材・文 text by Saito Kenji
  • photo by JMPA

 リオデジャネイロ五輪から正式種目となった7人制ラグビー(セブンズ)の男子日本代表は、世界中のラグビーファンに衝撃を与えた。「オールブラックス」ことニュージーランドを撃破し、その勢いのままトーナメントを勝ち進み、「国際大会ベスト4」という快挙を達成したからだ。

日本ラグビー史に残る「五輪ベスト4」を成し遂げた男子セブンズ しかし、「サクラセブンズ」こと女子日本代表は10位と、世界に強さをアピールすることは叶わなかった。男子と女子との差はどこにあったのか……。リオ五輪に総務兼コーチで帯同していた日本ラグビー協会の岩渕健輔ゼネラル・マネジャー(GM)は大会を振り返り、まず女子に関して、「スタッフのひとりとして力を出させることができなかった。選手たちには申し訳なく思っています」と陳謝した。

 2012年に女子初のフルタイム指導者として浅見敬子ヘッドコーチ(HC)が就任し、中村知春キャプテンを先頭に「金メダル獲得」を掲げ、年間200日から300日の強化を続けてきた。だが、初の大舞台を前にして、最後までメンタル面の課題は克服できなかった。

「女子はスタッフも含めて、プレッシャーに勝てなかった。この4~5年間、初戦から力を発揮することがなかなかできず、オリンピックでは改善はおろか、もっと硬くなってしまった」(岩渕GM)