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男子セブンズの快進撃が止まらない。
メダル獲りへ王者と激突 (4ページ目)

  • 斉藤健仁●取材・文 text by Saito Kenji
  • photo by JMPA

「ボールも人も動かすラグビー」をかねてから標榜している日本。持ち前の「アタック」だけでなく、フィットネスに基づき鍛えてきた「ディフェンス力」、合宿や遠征を通して培った「チーム力」、そしてニュージーランドに勝利した「自信」が、リオ五輪で快進撃を続けている大きな要因である。

 大会3日目となる8月11日の準決勝は、プールAを首位通過した優勝候補の筆頭である「セブンズ王国」のフィジーと対戦する(もうひとつの準決勝は南アフリカ対イギリス)。

 2日目を終えた坂井が、「最高の舞台で、昨年度のワールドシリーズ・チャンピオンと当たれるのは願ってもないチャンス。今後はないかもしれない。我々はチャレンジャーなので、100%以上のものを出していきたい」と言えば、瀬川HCも、「フィジーはやはり個の優れた選手がたくさんいる。我々は組織力で戦うしかない。そういった意味で、メンバー全員で勝利を勝ち取りたい」と意気込んだ。

 リオの地で乗りに乗っている日本がふたたび「ジャイアントキリング」を起こし、メダルを獲得することができるだろうか。大会3日目(準決勝/日本時間8月12日・2時30分〜)、すべてが決まる。

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