【ラグビーW杯】過去7大会、ニッポン「桜の戦士」たちの軌跡 (4ページ目)

  • 斉藤健仁●取材・文 text by Saito Kenji  photo by AFLO

 こうして迎える第8回目となるW杯イングランド大会。日本代表が悲願とする24年ぶりの勝利は、日本人の母と妻を持ち、W杯でオーストラリア代表・指揮官&南アフリカ代表・アドバイザーとして13勝1敗の成績を残しているジョーンズHCに託された、というわけだ。

 この4年間、日本代表は初めてアウェーの地で欧州のチームに勝ち、ウェールズ代表やイタリア代表にも初めて勝利し、さらにテストマッチでは11連勝を達成。世界ランキングで初めてひとケタの9位に入るなど、数々の記録を塗り替えてきた。だが、これらの結果は、大きな目標(W杯勝利)の前の過程に過ぎない。「日本代表もW杯で戦える国であることを見せたい」とジョーンズHCが意気込んでいるように、「エディー・ジャパン」は過去の歴史を払拭して新たな歴史を刻むことができるのか、最後の決戦がいよいよ幕を開ける――。


ラグビーワールドカップ2015観戦ガイド
(2)>>エディー・ジョーンズが残した「最大の功績」とは?
(3)>>前回覇者オールブラックスは「内弁慶」を克服できるか
(4)>>今大会必見「ワラビーズの15番」に注目せよ!
(5)>>予選プール最大の注目は「死のA組」だ!

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