天才ボクサーの孫と人気ラッパーの息子がアメフトでタッグ

  • 三尾圭●協力 text Mio Kiyoshi

アメスポ事件簿170

 ラスベガス近郊にあるビショップ・ゴーマン高校のアメフト部には、スーパースターの血を引く選手がふたりもいる。ひとりはボクシング界の英雄、モハメド・アリ(72歳)の孫。そしてもうひとりは世界的に人気のラッパー、スヌープ・ドッグ(42歳)の息子だ。

 モハメド・アリの孫にあたるビアジオ・アリ・ウォルシュ(16歳)は、ビショップ・ゴーマン高校アメフト部のランニングバック。身長5.10フィート(約177.8センチ)、体重180ポント(約81.6キロ)と大柄ではないものの、高校1年生ながらポジションを確立し、数年後はチームの柱になると期待されている。

 一方、スヌープ・ドッグの次男、コーデル・ブローダス(17歳)は全米屈指のワイドレシーバーとして知られ、すでに14校もの名門大学から奨学金を提示されている逸材だ。17歳で身長6.3フィート(約190.5センチ)を誇り、ダイナミックな動きはプロ向きとの評判。また、ふたりがプレイするビショップ・ゴーマンは、全国紙『USAトゥディ』が選ぶ高校ランキングで全米1位の強豪校だ。彼らスーパースターの2世・3世がNFL入りする日も近い?

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