3年で24億円を稼ぐNFL選手が子犬1匹12万円で販売
★アメスポ事件簿165★
身体が資本のプロスポーツ選手は、ケガなどでいつ引退を余儀なくされるか分からない。よって、引退後の生活に備えてサイドビジネスに手を出す選手もいる。副業の王道は、不動産管理や飲食店経営など。しかし、ワシントン・レッドスキンズのワイドレシーバー(WR)、デショーン・ジャクソン(27歳)は変わったサイドビジネスを始めた。それは、「犬のブリーダー(育種家)」だ。
ロサンゼルスのブリーダー会社と手を組んだジャクソンは、犬種のひとつ「アメリカン・ピットブルテリア」を飼い始め、11匹の子犬を繁殖させた。そしてその子犬たちを、1匹1200ドル(約12万円)で販売するという。「将来のことを考えて」と、ジャクソンはサイドビジネスにやる気をみせている。
今年4月にレッドスキンズと3年総額2400万ドル(約24億円)で契約し、名実ともにトップWRの仲間入りを果たしたジャクソン。現在の年俸分(約8億円)を稼ぐには、1年間で子犬を6666匹も売らないといけない。父親を早くに亡くし、カリフォルニア大学で社会福祉を学んだ二児のパパは、大金を使いまくって自己破産するタイプではなさそうだ。