2015.02.15

【NBA】若手続々!オールスターで「世代交代」なるか?

  • 水野光博●構成・文 text by Mizuno Mitsuhiro  photo by AFLO

 現地2月15日(日本時間:16日10時30分~)、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで「NBAオールスターゲーム2015」が開催される。

 前回、マディソン・スクエア・ガーデンでオールスターゲームが開催されたのは、17年前の1998年だ。NBA史上最年少でオールスターに選出されたコービー・ブライアント(ロサンゼルス・レイカーズ/SG)は、マッチアップしたレジェンド――マイケル・ジョーダン(当時シカゴ・ブルズ/SG)に真っ向勝負を挑んだ。その結果、コービーの18得点に対し、ジョーダンは23得点。MVPを獲得したのはジョーダンだったが、恐れ知らずの19歳がそう遠くない未来、リーグの中心選手になるだろうと確信したファンも多かったはずだ。

※ポジションの略称=PG(ポイントガード)、SG(シューティングガード)、SF(スモールフォワード)、PF(パワーフォワード)、C(センター)。

ファン投票で1位を獲得したウォリアーズのステファン・カリー 最年少記録といえば、2006年のオールスターも思い出される。ヒューストンで行なわれた祭典では、リーグ3年目にして2度目の出場となったレブロン・ジェームズ(クリーブランド・キャバリアーズ/SF)が29得点を奪い、最年少(21歳)でオールスターMVPを獲得した。このときこそ、「レブロン時代到来」を世間に知らしめた決定的瞬間だったのではないだろうか。同年、レブロンは初めてオールNBAファーストチームに選出され、その後、加速度を上げスーパースターへの階段を駆け上がって行った。

 そして、2015年――。中間発表でファン投票の首位を走っていたレブロンは、最後の最後でリーグ6年目のステファン・カリー(ゴールデンステート・ウォリアーズ/PG)に抜かれた。レブロンも今年12月で31歳。頂点を極めた者の宿命として、若手に人気・実力で追い抜かれる日は、いつか必ずやって来る……。思いがけない選手がオールスターでMVPを獲得するならば、それが世代交代を知らせる合図になってもおかしくないだろう。