【NBA】億万長者の口げんかは一般庶民の楽しみの種
★アメスポ事件簿148★
多岐にわたるアメリカのゴシップの中でも、とりわけ異彩を放っているのが、「億万長者同士の口げんか」だ。近年、最も露出の多い億万長者といえば、ダラス・マーベリックスのオーナーを務めるマーク・キューバン(55歳)と、不動産王のドナルド・トランプ(67歳)である。
事の発端は、オーナーが亡くなったバッファロー・ビルズの買収をトランプが検討しているという報道。そのことに関してメディアから意見を求められたキューバンは、「トランプはチームを購入できるほどの資産がないので、誰と手を組むかが見ものだ」とコメント。すると、総資産額が20億ドル(約2036億円)と噂されるトランプは、「キューバンは俺の資産の数十分の一じゃないか!」と反論した。
さらにトランプは、怒りが収まらなかったのか、「キューバンがゴルフをやっている姿を見たことがあるが、下手くそで運動神経はゼロだ!」と罵倒。すると、それを耳にしたキューバンは、「トランプは大嘘つきだ。俺は生まれてから一度もゴルフをしたことがない! アイツこそ下手だ!」と猛反発し、トランプをこき下ろした。本題から反れていく一方だが、両者の口げんかを一般庶民は楽しみにしている。