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【F1】角田裕毅、ラスベガスでギャンブル封印? 入国拒否の危機を乗り越えて正攻法でポイント獲得に自信 (3ページ目)

  • 米家峰起●取材・文 text by Yoneya Mineoki

【ギャンブルにハマったら止められない】

 カジノを始めとしたギャンブルに、角田は手を染めていないという。

「大好きというほどではないですけど、嫌いではないので時々やりますね。ただ、もし本気でやるとハマってしまうと思うので、あまりやりすぎないように自己統制しています。もしハマってしまったら、止められないと思うんで(苦笑)」

 去年は入賞できたら、ポイントボーナスでチームからもらえる資金をもとに、カジノで賭けようとしていた。しかし、レースは散々な結果(予選20位→決勝リタイア/18位完走扱い)に終わった。100ドルだけ賭けてみると、それが大当たりした。

 今年もレース後にカジノに行くのかと問いかけると、「レース次第ですね、レース次第」と角田は笑って答えた。

 サンパウロGPでは、ウェットタイヤ交換のギャンブルがうまくいかなかった。今週末のラスベガスでは、ギャンブルをせずとも正攻法でポイントを勝ち獲ることができるのか。角田の表情には、期待と自信がのぞいていた。

著者プロフィール

  • 米家峰起

    米家峰起 (よねや・みねおき)

    F1解説者。 1981年1月31日生まれ、兵庫県出身。F1雑誌の編集者からフリーランスとなり2009年にF1全戦取材を開始、F1取材歴14年。各種媒体に執筆、フジテレビNEXTやYouTube『F1LIFE channel』での解説を務める。

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