角田裕毅「イモラは最も走り込んだサーキット」第2のホームで見違えるほど成長した走りを見せる

  • 米家峰起●取材・文 text by Yoneya Mineoki

 イモラで行なわれるエミリア・ロマーニャGPは、チームのファクトリーがあるこの地域に住んで3年になる角田裕毅にとって、第2のホームレースだ。

 ファクトリーからは大勢のチームスタッフが観戦に訪れるだけでなく、昨年は洪水被害の影響で中止となり2年ぶりの開催となるだけに、思いもひとしおだ。

「去年は災害で中止になってしまいましたけど、地元地域の人たちに少しでもエネルギーを与えられるようないいレースがしたいですし、ファクトリーからも大勢のスタッフがレースを見に来るので、チームに感謝できるような走りをしてQ3・ポイント獲得を目指してがんばりたいと思っています」

角田裕毅のヨーロッパラウンドが幕を開けた photo by BOOZY角田裕毅のヨーロッパラウンドが幕を開けた photo by BOOZYこの記事に関連する写真を見る 角田にとっては、自宅から通うグランプリ週末になる。

「僕にとってイモラは、F1で最も走り込んだサーキットのひとつだと思いますし、走る時はいつも楽しいです。いつもと同じように朝起きて家からすぐに来られるので、とてもいいですね。イタリアは第2のホーム、イモラは第2のホームレースです。僕はここの人たちや雰囲気が大好きなので、今のところイタリア以外に住むことは考えられないですね」

 その走り込んだイモラは角田の得意なサーキットであり、マシンとしても今季はどんなサーキットでもオールラウンダーな速さを見せてきているだけに、苦戦をする要素はなさそうだと角田は見ている。

「クルマがコース特性に合うか合わないかもありますけど、今年は今のところどのサーキットでもいいパフォーマンスを発揮できているので、そこはあまり心配していませんし、ふだんどおりいけばいいと思います。

 マイアミではかなりのポイントを稼ぐことができましたし、僕たちが毎戦進歩してきてクルマのベースラインのパフォーマンスが上がったことは証明されたと思います。今週末もいいパフォーマンスが見せられると信じています」

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プロフィール

  • 米家峰起

    米家峰起 (よねや・みねおき)

    F1解説者。 1981年1月31日生まれ、兵庫県出身。F1雑誌の編集者からフリーランスとなり2009年にF1全戦取材を開始、F1取材歴14年。各種媒体に執筆、フジテレビNEXTやYouTube『F1LIFE channel』での解説を務める。

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