アイルトン・セナとホンダの深い絆、マンセルとの涙の抱擁......F1フォトグラファー・桜井淳雄がとらえた名場面 (3ページ目)
【1992年/第11戦ハンガリーGP】
真夏のブダペストで開催されたハンガリーGP。レースを制したのはセナでしたが、2位になったマンセルが自身初のワールドチャンピオンを決めました。この年のハンガリーGPはすごく暑くて、レース後のマンセルは疲労困憊、マーシャルに抱えられてマシンから降りてきました。
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そこにセナが駆け寄って、マンセルと抱き合っていました。でも、その直前までセナはタイトル争いに敗れた悔しさで、ひとり涙を流していました。写真を見ればわかりますが、セナは少し前まで泣いていたので赤い目をしています。
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